本当に無駄に吠えてる?無駄吠えをやめさせる方法

多くのコーギーは、吠えるということが良いのか、悪いのかを教わりません。あなたに何かを伝えているだけです。それが、ある時はうるさいと叱られ、別の時には黙認されています。

人間は、家畜を守るためや番犬として、吠える犬を選び重宝してきたのに、それをやめさせるわけです。根気がいることは覚悟してください。おそらく一番悩む方が多く、方法や道具なども多いです。決定的な方法がないということかもしれません。

また、この方法は、吠えている状況を作って(玄関のベルをならすなど)やる方法なので、前もって無駄吠えをしている状況を知っておきましょう。

吠えるかわりに愛犬にして欲しい行動(吠えない・吠えるのをやめる)を教えるため、吠えるのをやめて、それでおしまいではなく、吠えるのをやめたらそれが良い行為だと褒めてあげます。

ただ、留守中は吠えるのを中断させたり、修正したり教えることができないので、方法が違います。そのため、吠える原因(物理的にも心理的にも)を取り除いてあげることが大事です。

ここで紹介するのはこの3つです。

  • 留守中に吠えるのをやめさせる(静かにしていられる環境を作る)
  • あなたの命令で吠えをやめさせる方法
  • 玄関のベルや電話、家の周りの音や人声に吠えるのをやめさせる

どの方法をやるにしても、2、3日で良くなるとは思わないでください。吠えるというのが習慣になっていたのに、急に吠えないということを習慣にすることはできません。だから、良い行動が習慣になるまで根気よくやることがポイント。

留守中に吠えるのをやめさせる

あなたがいなくなり、家に独りぼっちになる寂しさや不安から吠えるものです。そのストレスを解消するために吠えるだけでなく様々なイタズラをしたりします。

また、単に、留守中に何もすることがなく、退屈で吠えたり、家の物を咬んだりしてイタズラをしたりします。映画を観たり、読書をして暇をつぶすことはできません。

どちらの場合も、まず、留守中に電話や玄関のベルで吠えないように、留守で音を鳴らす必要はないので、留守設定を短くしたり、音量を最小またはオフにしておきましょう。

留守の間に安心して過ごせるように、訪問者が来る玄関へ行けないようにしたり、人通りが見えないようにしてあげます。また、安心できる場所をクレートなどで確保してあげることも大事です。

留守中の無駄吠えは、吠えだけををやめさせるというよりも、留守中に退屈しないようにすることや不安を取り除き、徐々に自信をつけさせ、上手に留守番をさせることが大事です。

あなたがいなくなった瞬間に遠吠え(特にオス)や吠えることはよくあります。これは吠えることで寂しさを訴えて、戻ってきて欲しいと注意を引いているのです。吠えることと、あなたが戻ってくるということをコーギーが関連付けないように、これに応じないようにします。

出かける前は声をかけたりせず(一人になる不安の合図になることがあります)、戻ってきてからも何事もなかったかのようにし、吠えていたら無視し、落ち着くのを待ちましょう。

注意点
分離不安で吠えている場合、ショックを与えて吠えをやめさせるタイプの首輪(振動やスプレー)は使ってはいけません。独りで不安なのに、吠えた途端ショックが来れば、ますます独りで留守番するのは怖い、不安だ、と自信をなくしていまいます。

あなたの命令で吠えをやめさせる方法

この方法は、バーク・コントロールの変形ですが、吠えるのを中断させるためにおやつを使い、吠えるのをやめる指示語を覚えさせます。吠えなければご褒美としておやつがもらえるという方法です。おやつを使わない場合、マズル・コントロールで行います。

まず、吠えをやめさせる指示語を決めておきます。「ヤメ」「静かに」など。指示語を大声で叫んだりするのは逆効果なので注意。沈着冷静なボスが指示するような態度で。

  1. 吠えているコーギーにおやつを近づけ、「静かに」と指示します。コーギーは吠えているとおやつを食べることができない(物理的に口に入れられない)ので、吠えるのをやめます。またはノズルコントロールしやめさせます。
  2. 吠えるのをやめてから3つ数えます。その間に吠えなかったら褒めておやつをあげます。吠えたり、うなっている間はあげてはいけません。もう一度「静かに」と命令し、吠えるのをやめさせます。
  3. ご褒美をあげるまでの時間を長くし、徐々に吠えずにいる時間を長くしていきます。あなたの指示で吠えるのをやめ、1分以上待つこともできるようになります。
  4. おやつなしで、指示だけで吠えるのをやめることが出来るまで(指示語と行為を関連付けて覚えるまで)繰り返します。

指示語で命令があったら吠えるのをやめ、静かにしていることが良いことなんだと覚えさせるのがポイントです。

吠えるのやめたり、吠えなかったらそれも立派な良い行動なので忘れずに褒めてあげましょう。マズルコントロールで行う場合は、おやつ部分は省略してやります。

これを行う前に、コーギーが吠える状況をつくり、吠えさせます。警告してくれたことに褒めてあげます。まずは吠えることを褒め、良いことだと教え、指示「スピーク」で吠えることを覚えさせると、バーク・コントロールになります。

これを行うと、「吠え」のルールが完成します。吠えるのはというのは指示でやったりやめたりするものだというルールです。素人には難しいので挑戦しないほうがいいですが、参考までに。

玄関のベルや電話、家の周りの音や人声に吠えるのをやめさせる

吠えをやめさせるには、上のあなたの命令で吠えをやめさせる方法を使いますが、いくつか補足を。

子犬に限らず、防止するには、家の周りの音にならすことや、社会性を十分に養うことも必要です。

ベルの音を聞いただけで吠えるのは、普段の生活の中で、音と訪問者(不審者)とが関連付けられているからです。

たいていは音が鳴った瞬間に警告として吠え、大きな声で「うるさいから静かにして!」など言いながら、あなたが電話や玄関に向かうのを確認すると「やっぱり誰か来たんだ!警戒・威嚇しなきゃ」と今度はさかんに吠えます。

静かにさせたくて、つい「うるさい!静かにして!」と大声で叫んでしまうのはよくあることですが、実はそれが余計に無駄吠えをひどくしていることもあります。

「うるさい!静かにして!」と大声で叫ぶことは、リーダーであるあなたも「吠えている」と思い、やめるどころかさらに吠えてしましますので、注意しましょう。

電話や玄関のベルが鳴っても、あなたが何も反応しないところも見せ、それらは警戒しなくていいものだと教えます。