愛犬を上手に留守番させる方法(分離不安、留守中のイタズラの解決法)

外出から戻ってくると、ゴミ箱をあさっていたり、靴やスリッパをかんだり、ちぎったりするイタズラ。

「あーっ、何これ!なんでこういうことするの!もう・・・」そういいつつも許してしまいたくなるのがコーギーですよね。困ったもんです。

ですが、誤飲の危険もあるし、家具がボロボロになるのも困るし、やっぱり直したいもの。

直すには、まず、どうしてコーギーがイタズラするのかを知りましょう。

留守中のイタズラや問題行動には原因が2つあります。
原因1:分離不安

犬は群れで生活していたので、寂しがり屋で、独りになるのが苦手です。あなたのコーギーだけでなく、多くのコーギーが分離不安を経験します(うちの2匹も経験してます。ネネは親犬がいるのでないです)。ですから、あまり深刻にならなくても大丈夫です。

ただし、悪化させないように注意は必要です。

悪化すると、不安によるストレスが過剰になり、心身共にストレスに耐え切れなくなります。

これが分離不安症という心の病です。脱毛や食欲減退、情緒不安定などストレスによる症状が見られるようになります。

ひどい場合、違う部屋に行くなど室内でも、あなたの姿が見えないだけで不安に襲われ、問題行動を引き起こしたりします。

原因2:退屈

留守中に何もすることがなく、退屈なのです。特にコーギーは活動的な犬ですから、留守中は暇を持て余してしまいます。

それらを紛らわせるために(あなたからみれば)イタズラをしてしましいます。かんだり、ちぎったり、掘ったり、吠えたり。どれも犬らしい?自然な行動です。

留守中の問題行動は、どちらか一方の原因だけでなく、両方の原因によって引き起こされていると思って対処した方が良いでしょう。実際、どちらが原因でイタズラをしているのかは判断が難しいでしょう。

上手に留守番をさせる方法

準備するもの:おもちゃ(コング)やおやつ(ガムなど長持ちするもの)、クレートがあると便利

  • STEP.1
    イタズラされては困るものやコーギーにとって危険なものは目の届くところには置かない
    これは飼い主としての常識です。特に説明はいらないでしょう。誤飲事故を防ぐためにもやりましょう。
  • STEP.2
    留守中のコーギーの安心、安全、快適性、留守中にすることを確保する
    あなたがいない時、コーギーが不安で、あるいは退屈で問題を起こすので、まずはあなたがいなくても安全で安心できる環境を整えてあげましょう。クレート・トレーニングをすれば安心できる場所を確保してあげることができます。ただし、サークルやクレートに閉じ込める必要はありません。クレート・トレーニングはこちら

    また、コーギーが留守中に暇をつぶせるように、コングのようなおもちゃやガムなどのおやつを用意し、出かける前にあげて、夢中にさせて(あなたの外出から気をそらす)から出かけましょう。

  • STEP.3
    留守番することに自信を持たせ、慣れさせる
    家を留守にする時は、短時間の外出を繰り返しながら、徐々に時間を長くして、留守番(あなたがいない状況)にならし、少しずつコーギーに自信をつけさせましょう。自立心や自尊心を育んであげます。

    親バカとしては、玄関までついてきたり、帰って来たら喜んで騒がないのがちょっと寂しいですが、留守番できるようになったら、外出前や帰宅後に声をかけても大丈夫です。

    ここでのポイントは、いつもと逆の行動をするということです。

    仕事などいつも出かける時と同じような状況(服装など)で出かけ、すぐに帰ってきます。

    そして、ちょっとコンビニに行くなど、すぐに帰ってくる時の服装や状況で出かけ、留守にする時間を長くします。

    コーギーは賢く、飼い主の行動パターンを覚えて先を読むので、着替えやお化粧をしはじめたり、服装や玄関で靴を履く音など、飼い主の出かける準備(つまり、独りになってしまう合図)を覚えて、そわそわすることもあります。

    それらのパターンを変えて、コーギーにあなたの行動パターンの先を読ませないことです。あなたが突然外出しても、戻ってくるから安心という自信をつけてあげましょう。

実践のポイント

実践するうえでまずやって欲しいのは、普段から愛犬に愛情をたっぷり注いであげることです。

具体的には、毎日の散歩だったり、おもちゃで遊んであげたり、愛犬を構ってあげる時間を持つようにしましょう。オテやお座りといった基本コマンドでも構いません。信頼関係や自信をつけるために役立ちます。

  • 出かける前と、帰宅後に大げさに声をかけたり、なでたりしない
  • 短い時間から始め、あなたが突然外出しても大丈夫という自信をつけてあげる
  • もしイタズラされていても叱らずに平然としていましょう

コーギーに「行ってくるね」「すぐ帰ってくるからいい子にしててね」など、声をかけてから出かけていませんか?

これは、コーギーにしてみれば、独りになる、という合図になってしまって、不安や寂しさをあおられたりするものになっていることも。

また、帰宅後に、すぐに大げさに声をかけたり構ったり、イタズラの跡を見て叱っていませんか?

それらは、あなたの意思とは関係なく、コーギーを留守中にイタズラするようにトレーニングしていることになっているかもしれません。

イタズラや問題行動をすれば、構ってもらえ、あなたの注意を引けると覚えてしまっていることもあります。

あなたが外出するのは何でもないことなんだと(それはそれで飼い主としてはちょっと寂しいかもしれませんが・・・)、独りになることに自信をつけさせましょう。

かまったり声をかけたい気持ちをグッと抑えて。

そして、もしイタズラされていても叱らずに平然としていましょう。

イタズラされて散らかったものを片付ける時は、片付けるのをコーギーに見せないようにし、「あ~、もう!また散らかして!」などと声をかけないようにします。女性の場合は、声のトーンを褒めている時のトーンと誤解することがあります。

出かける前に、コーギーと遊んであげたり、散歩に行くなど運動をさせましょう。特に、帰りが遅くなりそうな時や長時間の留守番の時は、運動させてから出かけましょう。

十分に運動をしたコーギーは、あなたがいない間、寝て過ごすことが多いでしょう。また、あなたが出かけることに注意を向けさせないためでもあります。十分に運動したので、不安で騒いだりするよりもコーギーは休みたいでしょう。