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初めてでも出来る!愛犬の直腸温の測り方と発熱チェック法

まず、犬の場合、体温は直腸で測る直腸温のことをいいます。

直腸温は、体温計を愛犬の肛門に挿して測るので、最初は、愛犬が嫌がるんじゃないか、傷つけてしまうんじゃないかと、不安や恐怖心があると思います。

そんな飼い主の心境を愛犬は察しますので、測る前にまずは深呼吸をして落ち着きましょう。

初めてでも上手に直腸温を測るには、準備をしておくことです。

一度出来れば難なくできるようになります。

体温は人間と同じようにわきの下または内ももでも測れますが、被毛があるため誤差が大きく、計測するのに時間もかかるためお勧めしません。

愛犬の体温を正確に測れると、健康管理にとても役立ちますので、マスターしてしまいましょう。

素早く測る!そのためには体温計が重要

体温が計測されるまでに何分もかかるようでは、上手くいかない確率が高くなります。

愛犬が体温計を挿したままじっとしていられる時間は短い方が愛犬にもあなたにも簡単にできます。

少しでも素早く測るためには、何より体温計が重要です。

体温計は、20秒以内に計測できるペット用デジタル体温計を使います。

動物病院でも多く使われている体温計がありますので準備しておきましょう。

水銀式の体温計は、計測に時間がかかるうえ、ガラスで出来ているので、破損すると愛犬とあなたにも危険ですので、使いません。

直腸温の測り方(デジタル体温計を使用)

直腸温は、愛犬が立った状態でも、横になった状態でも測ることができます。

コーギーや小型犬であれば、ひとりでも測れますが、あなたと愛犬が慣れるまでは、愛犬の動きを制止する助手がいた方がいいでしょう。

犬の正常な直腸温は、37.9~39.2℃です。平熱は38℃台と覚えておけば大丈夫です。

愛犬の体温が37.2℃以下の場合と、40℃以上の場合は、動物病院へ連れていくべき緊急事態です。

STEP.1
愛犬を押さえてもらい、肛門を確認
愛犬を警戒させてしまうので、強く押さえる必要はありません。愛犬が立った状態なら横からハグする感じで。尻尾は軽く持ち上げて横にずらします。
STEP.2
体温計を肛門へ優しくいれる
電源を入れ体温計を3cmほど挿します。力で無理に入れる必要はありません。やや上向き(背中方向)にいれるとより正確に直腸温を計測できます。
STEP.3
体温計が鳴れば計測完了!
ゆっくりと体温計を抜き取り、表示されている温度を確認して完了です。

解説と測る時の注意点

体温計の先端に水溶性の潤滑ゼリーまたはベビーオイルを塗っておくとスムーズにいれることができます。必要なら、あらかじめ塗っておきましょう。衛生面に注意して、指で直接塗らないこと。

体温計を肛門へ挿し込んで測るので、挿し込む瞬間が一番愛犬が違和感を感じて動きます。

計測中は受け入れておとなしくしていますが、ためらって何度も体温計の先端が肛門に触れると、それに反応して動いてしまい上手くできません。

ためらうことなく、でも優しく、一度で決める。

呼吸に合わせて肛門が少し動いているのが分かる場合は、息を吐く(肛門がゆるむ)のに合わせて挿入するとスムーズにできます。

注意
立ったまま測る場合、体温計を挿した瞬間に、愛犬が座ってしまうことがあるので注意します。座ってしまったり、上手くいれることができない場合は、もう一度仕切り直しです。
注意
愛犬が尻尾やお尻の周囲を触られるのを嫌がり、うなる、牙をむきだすといった威嚇をする場合は、中止します。体温を測る前に、まずは触られても大丈夫になるくらいスキンシップをして信頼を得ましょう。

トラブルシューティング

何かが当たってうまく入らない

おそらく便です

体温計をいれると便にあたり、上手くいかない場合があります。便を避けるように入れていくか、無理せず、排便した後に測ります。

無理に便を押し込むように体温計をいれてはいけません。

直腸温が無理な場合は?

耳で測ることもできます。専用の体温計を使います。

どうしても直腸温を測るのが無理な場合は、耳で測ることのできる体温計がありますので、それを使い測ることもできます。

正しく使えないと、正しく体温を測定できないことがあります。

愛犬の外耳道の温度を測るので、先端を耳の中へ入れます。よく言われるのは、愛犬の頭に対して先端が90℃(つまり地面・外耳道に対してほぼ水平)になるようにします。

耳へ入れる時に鳴いたり、うなる場合は、耳に炎症があり痛いのかもしれませんので中止します。

愛犬に熱がある時、どうする?様子を見ても大丈夫なのか?

愛犬に何か気になる症状があって、体温を測ったら正常よりも高かかったという場合、様子を見るのはリスクがあります。

人も犬も、感染による発熱は、体の生体防御反応です。言ってみれば自分で免疫力を上げるために体温を上げている状態です。

そのため、熱が上がること自体は心配する必要はありません。水分を補給し脱水状態にならないように注意さえしていれば、無理に下げる必要もありません。

小さい子供がいるなら、医者に同じことを言われ、様子を見た経験があるかもしれません。

でも、愛犬の場合は、動物病院を受診した方が賢明かもしれません。

愛犬の体温を測ろうと思うのは大抵、愛犬の元気がなく、食欲がないとか、吐く、呼吸が速いなど、様子がおかしいと思う時です。

つまり、他に何か気になる症状があって熱を測ることが多いはずです。

発熱も症状の一つでしかなく、熱そのもので死ぬことはありませんが、他の症状や発熱を引き起こしている原因によって死に至ることもあります。

様子を見たばっかりに、愛犬の発熱の原因への対処が遅れてしまい、最悪の事態になることは避けたいですよね?そうなった場合、後悔してもしきれないはずです。

だから、熱を下げるかどうかは別として、症状を引き起こしている原因を調べてもらい、処置をしてもらうために動物病院へ連れていく方が賢明です。

獣医にどう伝える?
獣医に伝える時は、なぜ熱を測ったのか、熱を測ろうと思った症状について詳しく説明しましょう。発熱の原因が大事だからです。愛犬の他の状態も観察し、獣医に伝えましょう。
注意
熱中症によって体温が上がっている場合もあります。熱中症による高体温は、様子を見るのは厳禁です。脱水症を伴い、短時間で最悪の事態になることもあります。

体温計を使わずに発熱あるいは低下をチェックできる方法

体温計が手元にない時に熱があるかどうかをチェックする方法を知っていると、外出時など自宅以外でも愛犬の状態をチェックできます。

体温計で測る代わりにはなりませんので、注意してください。

触ってみる

愛犬の四肢やわきの下、内もも、唇の裏

熱がある疑いのある症状

  • いつもより激しい浅速呼吸をしている
  • 小刻みに震えていたり、丸くなって寝ている
  • 一点だけを見つめているかのようにして元気がない
  • 歯茎がいつもより赤みを帯びている、レンガのような赤褐色は緊急事態
  • 目が充血している
  • 食欲が低下している
  • 吐いたり、咳をしている

熱があることばかりを考えがちですが、体温は低下しても危険です。

四肢が冷たく感じられ、震えが症状として出ている場合、体温が低下し、ショック状態の可能性もある危険な状態です。

こうしてみると、体温計で測かれば即座にわかることも、症状や様子などでは何となく曖昧で判断に困るだろうな、というのは予測できますよね。

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