【重要】FDAがグレインフリーに警告

愛犬(成犬)の必須栄養素を自動計算!手作り食の参考に

愛犬の食事を手作りしていると、愛犬が必要な栄養素をバランスよくちゃんと摂れているか心配なもの。

心配でも愛犬に必須栄養素がどのくらい必要なのかをざっくりでも知っておかなければ、対応することができません。

この自動計算を使えば、簡単に必須栄養素の推奨量(ペットフードでの最小推奨量)がわかりますので活用してみてください。

計算結果の推奨量について

犬の必須栄養素の計算は、毎年更新されるFEDIAF Nutritional Guidelines 2018(欧州ペットフード工業連合の栄養ガイドライン2018年版)の推奨量を基にしています。

市販のペットフード向けの最小推奨量になっています。適量を意味しているわけではありません。多すぎず少なすぎず、最大量があるものは最小と最大の間を適量の目安として調整してください。

手作り食の場合は、タンパク質と脂質はこのままでは少なすぎます。エネルギー源になるため、レシピや糖質(炭水化物)の量により異なりますが、実際には2倍以上は必要になります。

オメガ3脂肪酸とビタミンKはFEDIAFの栄養ガイドラインでは推奨量がありませんので、NRC2006の推奨所要量から算出しています。

摂取量に最大量(上限)が設定されている栄養素

必須の栄養素には最大量・上限が設定されているものがあります。

最大量には以下の2種類があります。

  • nutritional maximum (N):栄養学的最大量。栄養学的に有害な作用を引き起こすとは考えられていない最大量。
  • legal maximum (L):EUの法的(規制)上限。全てのライフステージで常に適用される添加物の規制上限。添加物(栄養強化剤)として添加された場合にのみ適用される上限です。

EUの法的上限は、手作り食でサプリメントで補わない場合は、気にしなくてもいいです。

サプリメントで補う場合は参考程度に知っておいてもいいかもしれません。

最大量(上限)が設定されている栄養素
最大量はドッグフードの乾物量(DM:dry matter)400kcal/100gあたりの量になります。(N):栄養学的最大量、(L):EUの添加物(栄養強化剤)の規制上限

  • カルシウム:2.50g(N)
  • リン:1.60g(N)
  • カルシウム・リン比:2:1(N)
  • 銅:2.80mg(L)
  • ヨウ素:1.10mg(L)
  • 鉄:142.0mg(L)
  • マンガン:17.0mg(L)
  • セレン:56.80μg(L)※
  • 亜鉛:22.70mg(L)
  • ビタミンA:40000IU=12mg=12000μg(N)
  • ビタミンD:227IU=5.675μg(L)、320IU=8μg(N)

※有機セレン(セレン含有酵母など)で補う場合の上限は22.73μgです。

最大量・上限の自動計算について

愛犬の体重を維持するのに必要なカロリーをもとに、乾物量400kcal/100gでの給与量ではどのくらいの量になるかで、愛犬の体重での最大量を計算しています。

代謝体重1kg0.75あたりのエネルギー要求量95kcalと想定して1日に必要なカロリーを計算。

体重10kgのコーギーの場合。

1日に必要なカロリー:534kcal

乾物量400kcal/100g

534/400=1.335となりますので、愛犬には1.335倍した量がカロリーを満たす量だとわかります。

400kcal/100gあたりの最大量を1.335倍すれば愛犬の体重での最大量が求められます。

これを自動計算しているだけです。

手作りをする場合、不足する栄養素があるのはよくありますが、よほどおかしなレシピでなければ、過剰になる心配はしなくても大丈夫でしょう。

最大量・上限まで与えることはできますが、たくさんあげたら健康で長生きするわけでもありません。

安全性はある程度確保された量とはいえ、愛犬によっては副作用があるかもしれません。多すぎず少なすぎず、適量を。