【重要】FDAがグレインフリーに警告

犬にはタンパク質がどの位なら高タンパクなのか?

そもそも、高タンパク食とは、どの位のタンパク質量がある食事のことを言うのかは、何か明確な基準があって決められているわけではありません。

ドッグフードを紹介しているサイトや販売しているホームページで高タンパクと言っているだけで、実際には高タンパクではないかもしれません。

業界団体で決められているわけではないので、何とでも言えますが、どのくらいを目安にすればいいのでしょうか?

あなたはどのくらいのタンパク質があれば高タンパク食だと思いますか?

人には高タンパクに見えても、犬にはそれが普通の食事

犬は多くのタンパク質を必要とする生き物です。

わかりやすいように、警察犬として知られているジャーマンシェパードを例に、人間と比べてみましょう。

ジャーマンシェパードは体重が30~40kgほどあります。

体重35kgのジャーマンシェパードの成犬の場合、タンパク質の最小推奨量は1日に71gです。
FEDIAFの栄養ガイドラインより算出。計算式:4.95*(35^0.75)

一方、私たち人間はどうかというと、厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015」によれば、成人男性のタンパク質の摂取推奨量は一日に60g、成人女性なら50gです。

体重が成人男性の半分ほどしかないジャーマンシェパードの方が私たちよりも多くのタンパク質を必要とします。

つまり、私たち人間と比べると、犬は高タンパクな食事が必要な生き物だということです。

私たちの食事の感覚で言えば、高タンパクですが、犬にはそれが普通の食事です。

高タンパク食とは、愛犬に必要なアミノ酸を満たすだけでなく、タンパク質が主要なエネルギー源でもある食事です。

栄養基準の推奨値は、エネルギー源というよりもアミノ酸を満たすための量という意味合いが強いので、主なエネルギー源とする場合は、かなりのタンパク質が必要だというのが分かると思います。

そのため、原材料に肉類が多い=高タンパク、というのは間違いではありませんが、そういうイメージがあるだけのこともあります。

実際の成分量を見てみると、特に高タンパクというほどではなく、炭水化物が主なエネルギー源であることもありますので、面倒がらずに成分表をよく見て選ぶようにしましょう。

結局どの位なら高タンパクなのか?参考までに

私は愛犬に7年以上、生肉(ローフード)を与えています。そんな私個人の経験と感覚で申し訳ないですが、高タンパクなドッグフードと呼べるのは・・・

乾燥重量(DM,dry matterの略)でタンパク質が33%以上なら高タンパク食。

ドッグフードの表示で言えば、粗タンパク質で30%以上で高タンパク食。

というのがドッグフードでの最低ラインでしょうか。

ちなみに、研究で行う実験などでは、乾燥重量(DM)でタンパク質が35%ほどの食事が高タンパク食として扱われることが多いようです。

タンパク質の量ばかり気にしがちですが、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質では、消化吸収率が違うため、愛犬の身体での利用価値が異なります。

そのため、高タンパクなドッグフードを与えるなら、数字だけでなく、良質なタンパク質(肉や魚、卵)を多く含んでいることも忘れずに。