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犬のしつけの心構え-しつけを成功させるコツ

愛犬のしつけやトレーニングは、何だか、大変そうに感じますが、あなたと暮らすためのルールを教えるために、どう接したらいいのか、犬の習性を知るんだと思えば、気持ちも楽になります。

しつけの心構えは、これから一緒に家族の一員として暮らす、コーギーつまり犬を、しつけの面から知るためのものです。

  • コーギーと信頼関係を築く
  • 主従関係をしっかり築く
  • けじめのある愛情・態度で
  • 人間社会に馴れさせる
  • 遊びが好きで明るく、集中力のある健康な犬に
  • アイコンタクトや人の手に注目させる
  • 首尾一貫した教え方をし、指示語を統一する
  • 制止の仕方(叱り方)とタイミングを間違えない
  • 小さな成功を積み重ねる(失敗をさせない)

コーギーと信頼関係を築く

しつけというと、何か技術が必要と感じますが、何より大事なのは信頼関係です。

コーギーがあなたを怖がってオドオドしたり、触ろうとすると逃げたりしていては、しつけどころではないでしょう。

では、信頼関係を築くには、どうしたらいいのか?

答えは簡単です。

日頃からスキンシップやコミュニケーションをとりながら、かわいがることです。誰にでもできることです。

子犬なら誰でも声をかけたり、なでたり遊んであげたりしたくなりますから難しいことではないです。

ポイントはただ可愛がるだけでなく、耳の後ろや胸などコーギーが触られるのが好きな場所をなでたりしながら、いろいろな場所を触ることができるような関係を築きましょう。

ただし、小さいお子さんがいる場合、むやみやたらと引っ張ったり、たたいたりしないように注意してあげましょう。

コーギーが「人に身を預けても大丈夫、安心だ」と感じるようにしましょう。

人の手で自由に扱えるようにしておくことは、しつけだけでなく、お手入れや病院での治療の際にも重要です。

子犬を迎え入れたらすでに、「可愛がる」ことでしつけの基礎が始まっているということです。本格的なしつけをはじめる生後3ヶ月くらいまでには、人の手で自由に扱える習慣を身につけさせておくのが理想的です。

問題行動や困った行動が表れはじめてからではなく、日頃から行うのがポイントです。遅れると、恐怖心から牙をむいたり、噛み付いたり、嫌がって逃げることが習慣になってしまいます。

声をかけてやることも大事です。

コーギーは声のトーンからあなたの言葉がどんな状況を示しているのか(命令しているのか、怒っているのか、ほめているのか)読み取ろうとします。

日頃から声をかける習慣があれば、コーギーが経験を自然に積んでいきます。

人の言葉そのものの意味を理解しているわけではありませんから、「オリコウ」「ヨシ」「イケナイ」」「ダメ」など声のトーンがわかりやすい短い言葉で声をかけてあげましょう。指示語と呼ばれるものが短いのもそのためです。

主従関係をしっかり築くこと

犬は群れで生活するので、群れとして上手く機能するために犬社会のルールがあります。そのひとつが序列で、主従関係を作っています。ですからリーダーや序列が上のものに従う習性があります。

ですから、オスには自分がリーダーになろうとする習性もあります。群れ(家族)の中で誰かがリーダーにならなければなりませんし、家族の中で序列が一番下でなければなりません。

主従関係や序列というと言葉が引っかかる人もいるかもしれませんが、完全に対等な関係ではありません。

うちの子という言葉に代表されるように、子どもと似ていますが、飼い主は保護者であり、愛犬はそのリーダーシップに従うパートナーや家族の一員であるという関係です。

本格的なしつけを始める前に、あなたがリーダーとしてコーギーと接していることが大事です。

普通に、飼い主として食事など世話をしたりしていれば、子犬はリーダー(母犬のような)と見てくれますので、特別なことはいりません。

成長してきたら、基本コマンドや服従訓練(フセやマテなど)と呼ばれるもので関係を確立していきます。

指示や命令を覚えさせて、それを指示語が指す行為を実行できるようにする基本的な訓練です。

あなたが指示を出す人、つまりリーダーということを覚えていきます。成犬になってからも役に立ちます。

リーダーである(指示を出す立場である)ということは、さまざまなしつけの前提条件です。

序列が逆転している状況ではしつけは効果的ではありません。逆に序列が自分(コーギー)のほうが上だと思っているので、おこられたりすることに反発することもあるでしょう。

ですから、先にお話した信頼関係を築くというのは、対等なパートナーとしてではなく、主従関係のなかでということです。パートナーという言葉が使われることがありますが、ここを誤解しないようにしてくださいね。

あくまで飼い主とペットという関係です。リーダーとして信頼関係を築きましょう。

けじめのある愛情・態度で

コーギーは甘え上手なところがあります。可愛いからといって、溺愛していてはわがままになってしまいます。親バカでも、バカ親にはならないように。

賢いので、吠える、鳴くといった行為で要求が通ると覚えてしまいます。つまり、あなたをコントロールする術を知ってしまうのです。

良い事と悪い事をしっかりけじめをつけ、ほめる時はほめ、叱る時はきぜんとした態度で叱ることが大事です。望まない行動だと愛犬に知らせる手段と考えるといいかもしれませんね。

甘やかすだけが愛情ではないのは人も犬も同じですね。

犬同士ではあまがみしたり、牙をむきだして威嚇したりしますが、叱ると言っても、決してたたいたりする必要はありません。

ネネはやんちゃ盛りの頃、コタロウやチャコに怒られていました。コタロウに怒られるとすぐお腹を出して降参してました。

望まない行動だと愛犬に知らせることで、やってはいけないというのがわかるようになります。ただ、一度でわからせようなんて思わないほうがいいです。覚えるのには時間が必要です。

子犬のときからの悪い行動が習慣にならないようにするためにも、けじめのある愛情を持ちましょう。習慣を変えるのが難しいのは犬も同じです。

人間社会になれさせる

コーギーが暮らす環境は、あなたの家の中だけではありません。むしろ散歩など家の外のほうが「しつけしなきゃ」と思うことが多いでしょう。

室内でもいろいろな音や物がありますし、車の音や自転車など外には見慣れないものや聞きなれないものが溢れています。

好奇心が旺盛ですが、コーギーは警戒心にも富んでいるので、それらに十分になれていないと、落ち着かず気になって、しつけどころではないでしょう。

気が散って外では言うことを聞いてくれない、というのは良くあることです。

子犬のうちから少しずつ、これから暮らすことになる社会に徐々になれさせていくことが大事です。

急なやり方は臆病(シャイ)な子になり、逆効果ですから注意しましょう。

もう一つ大事なことは、室内でのみしつけたりトレーニングするのではなく、室内でできたら、今度は環境を変えてもできるように、散歩の途中や公園などでも練習し、場所を問わず指示を守れるようにしましょう。

外では、もうお手上げ、なんて状態を防ぎます。

遊びが好きで明るく、集中力のある健康な犬にする

コーギーは遊びが好きな犬です。子犬のときからオモチャなどで遊んであげたり、遊ばせることは、明るい性格や集中力を養うのに役立ちます。

コーギーの特徴を伸ばしてあげましょう。

この集中力はしつけやトレーニングで効果を発揮します。

そして、当たり前といえば当たり前なのですが、健康であることも大事な要素です。

体調を崩して病気を患っていたり、世話やお手入れ不足で不衛生では、スキンシップをとったり、しつけをしようという気にならないでしょう。コーギーもそれどころではないでしょう。

また、運動不足でストレスを抱えていたり、情緒が不安定でもしつけは意味がありません。健康だからしつけができるのです。

アイコンタクトや人の手に注目させる

しつけや何かを教えようとする時に、よそ見ばかりして気が散っている状態では、効果がありません。

なかなか覚えてくれないのではなく、他に興味があり、今はそれどころじゃない、という場合が少なくありません。

よくトレーニングされた犬を訓練競技会などで観察してみると、違いにすぐ気づきます。飼い主やトレーナーとさかんにアイコンタクトを取ったり、手を見ています。

アイコンタクトや人の手に注目させ、指示や行動を待つ習慣をつけましょう。こうすることで、教えようとしていることに集中させます。

アイコンタクトができたときはとても嬉しいものです。そのまなざしをぜひ感じてくださいね。アイコンタクトができれば、カメラ目線の写真だってバッチリです。

アイコンタクトの取り方

やり方はとても簡単です。

おもちゃやおやつを与える時に、すぐにあげるのではなく、アイコンタクトや人の手に注目させるようにします。おやつが一番やりやすいでしょう。

最初はおやつを見ているでしょうから、おやつをあなたの顔に近づけ、名前を呼んでコーギーと目が合うように仕向けます。

目が合ったらおやつを与えてほめてあげましょう。徐々におやつを顔から離していきましょう。名前を呼んで、アイコンタクトを取れるよう(あなたに注目する)にしましょう。

首尾一貫した教え方をし、指示語(コマンド)を統一する

コーギーはルールを守ろうとする意識が強く、また曲がったことが嫌いなので、首尾一貫したしつけを行わないと、賢いので扱いにくくなることがあります。もちろん個体差は大きいです。

これは他の犬種にも当てはまると思いますが、しつけに一貫性がないと犬は混乱してしまいます。

例えば、あなたは「やってはいけない」としつけていることを、家族は許していたり、その日の気分や人によって違ったり、気まぐれな叱り方は「あれっ?いいの?わるいの?どっちなの?」と混乱します。

コーギーは賢いですから、人によって言うことを聞かないなど、人を見ることもあります。

あなたも、日によって言うことや態度がまるで違う上司などに一貫性がないと、「どっちだよ!もうやってらんない!」そんな気持ちになりますよね。コーギーもたぶんそんな気持ちでしょう。

それが日常的に続けば、意味もなく怒られる、恐い、など不信感をつのらせてしまいますし、人に対して臆病になることもあります。

指示語(コマンド)を統一するのもそのためです。

あなたが言う指示語と声のトーンなどと、行動を結びつけて覚えるので、指示語がバラバラだったりすると混乱し、覚えるのが遅くなります。

覚えるのに時間がかかれば、教えるのを諦めてやめてしまうことは十分ありえることです。

会話で指示するのは効果がありません。例えば、吠えているのをやめさせるのに、「うるさいから静かにして!ダメでしょ」などは理解できません。残念ながら、言葉の意味や会話を理解しているわけではありません。

制止の仕方(叱り方)とタイミングを間違えない

悪い行動はしっかりとやめさせたり、時には叱ったりすることは必要です。ただ、そのやり方を間違えないことが大事です。

ここでも一貫性が大事です。

ある時は叱って、ある時は許しているなどは、混乱してよくありません。

また、叱るタイミングも大事です。

制止や叱る時は現行犯(制止なら悪い行動をしそうになった時・未遂)で行いましょう。

目を離したすきにイタズラをして、散らかしてあるのを見つけて叱っても意味がありません。

散らかしたものを「何これ!どうしたの!」と見せると、悪いことをしたと耳を後ろに伏せたりしますが、それを叱っても意味がないんです。

散らかした、という行動が怒られているとは思っていません。

直前の行動が怒られているとか、怒られているからそう反応しているだけです。

コーギーがやっている悪い行動をその場で叱らなければ、どの行動がわるいのか理解できず、効果がありません。その悪い行動を止めさせたいのですから。

最初は思うように行動してくれないこともありますが、コーギーが教えたことをできないからといって叱るのではなく、やってはいけない行動のみを叱るようにしましょう。

例えば、オテができないからといって叱ってはいけません。残念ながらそれは教え方が悪いか、あなたの気が短いのです。

制止したり、叱ったら、必ず愛犬にして欲しい行動に修正してあげて、ほめてあげましょう。

コーギーが怒られるばかりで、ビクビクして、臆病な性格になったり、反抗的にならないように欠かさずやりましょう。

成功を積み重ねる(失敗をさせない)

コーギーも叱られてばかりいるのは気分がいいわけがありません。しつけが嫌になって集中しない、逃げることもあります。

しつけは出来れば楽しくやりたいですよね。

叱った後に必ずして欲しい行動に修正してあげて、ほめて終えるようにしましょう。

悪い行動に対しては現行犯で叱ることで、それが悪い行動(コーギーには損なこと)だと教えます。

最初はなるべく失敗をさせないようにコーギーの素振りを観察して、制止するようにしましょう。

制止をきかずに悪い行動を取ったら、叱り、修正して、ほめてあげます。

制止したら大いに褒めてあげます。コーギーも楽しいほうが得だということがわかっていますから、制止する方を覚えていきます。

小さい成功はしつけの時ばかりではありません。望ましい行動をしたら、しつけとは関係のない行動でも褒めてあげましょう。

そのためには良く観察し、気づいてあげることです。例えば、キッチンで料理をしている時、伏せて静かにしていたなどよい行動は褒めてあげましょう。

せっかく望ましい行動を取って、あなたを見ているのに、気づかないで無視するというのは、叱っているのと同じことでもあるんです。

無視するというのは、群れで生活する犬にとっては嫌なことですから、叱る方法の一つとして使われることもあります。

あなたが喜び、褒められることが犬には喜びです。

よく観察して、少しでもよい行動は褒めるようにして、褒められることが喜びであるという特徴を伸ばしてあげることが、様々なしつけやトレーニングを楽にするコツの一つです。