【重要】FDAがグレインフリーに警告

もう給餌量で悩まない!ドッグフードの給餌量はこうする

ドッグフードにはそれぞれ給与量の目安が示されていますよね。

でも、ドッグフードによっては、給餌量に悩むこともあると思います。

例えば、給与量の目安からはすぐに愛犬の体重での給餌量がわからないというのはよくあるでしょう。

よく調べている人なら、愛犬に必要なカロリーを計算しているかもしれませんが、給与量の目安と比べたらカロリーに差があってどうしたらいいのか悩むかもしれません。

乱暴に聞こえるかもしれませんが、よほどおかしな量を与えない限り、そんなに給餌量に細かくこだわる必要はありません。

なぜなら、今給餌量が分かっても、それは最終的な適正量ではなく、出発点でしかありません。必ず愛犬を観察して調整する必要があるからです。

この記事では、愛犬を太らせないということを前提に、もう給餌量で悩むことがなくなるように、給餌量はどうすればいいのかを具体的に紹介します。

これだけ覚えておけば大丈夫!愛犬の給餌量の3原則

前提条件:愛犬に合ったドッグフードを選んでいる

前提条件として、愛犬に合ったドッグフードを選んでいる必要があります。

愛犬に必要なカロリーがわからなければ、愛犬に合ったドッグフードは選べません。

なぜなら、給与量の目安で与えた時のカロリーは、メーカーによって異なるからです。詳しくは以下の記事を参考にしてください。

ドッグフードの給与量の目安は参考になる?

給与量の目安でのカロリーと愛犬に必要なカロリーとで差が大きく、給餌量を目安よりも大きく減らす必要がある場合、そのドッグフードで給餌量を調整するのは無理があるかもしれません。

つまり、おかしな量を与えることになってしまいますので、愛犬には合っていないということです。詳しくは以下の記事で解説しています。

愛犬に必要なカロリーを計算して食事を与える前に

もしその差が給与量の目安の範囲内や目安から大きくズレていないなら、カロリーの差はあまり気にする必要はありません。愛犬に合ったドッグフードを選べていると思います。

愛犬の給餌量の3原則

愛犬の給餌量の3原則
  • 最初の給餌量は出発点でしかないので、細かいことは気にせず少なめで始める
  • 愛犬にとっての適正な給餌量は愛犬の状況で変化するので必ず調整する
  • 計算上のカロリーではなく、目の前にいる愛犬の体重や状態を重視する

給餌量が分かっても、それは最終的な適正量ではなく、出発点でしかありません。

与えてみなければわからないし、愛犬の状況(年齢、活動量、環境、気温など)も変化するので、必ず調整する必要があります。

だから、愛犬に合ったドッグフードを選んでいるなら、給餌量に細かくこだわる必要はなく、給餌量の目安の少なめから始めるのがおすすめです。

少なめから始めるのは、愛犬を太らせないためです。何かしら愛犬におやつを与えていることが多く、活動量も過剰に見積もりがちなので、その分も考えて少なめにして調整していきます。

いちど給餌量を決めたら、そのまま何か月も同じ給餌量を続けてしまっていませんか?

愛犬が見た目にもわかるくらい太り始めてやっと給餌量が多すぎた、そうなるのを防ぐためにも少なめからがおすすめです。

カロリー計算は、給餌量の出発点を決めるのには役立ちますが、それは適正量を意味しているわけではありません。推定されるエネルギー要求量で計算された、推定される適正な給餌量というだけです。

もし、愛犬に必要なカロリーの計算自体、実際の犬とはギャップがあったらどうしますか?

生食(ローフード)はカロリー計算を使わずに給餌量を決めますが、愛犬の体重や状態を維持できます。愛犬の体重や状態(BCS:ボディ・コンディショニング・スコア)を観察しながら調整するからです。

給餌量の目安は出発点でしかなく、ゴールではありません。

適切な給餌量かどうかは、あなたの目の前にいる愛犬が答えてくれます。愛犬の体重や状態を確認しながら調整しましょう。

ドッグフードを変更する場合の給餌量のヒント

ドッグフードを変更する場合、現在の(変更前の)ドッグフードのカロリーを調べられるなら、調べてみて、まずはそのカロリーをもとに与えるのがおすすめです。

具体的に与えていたカロリー量での実績があるわけですから、それを利用します。

体重や体型などの状態を維持できていたのなら、そのカロリーで与えてみます。

痩せてきた(病気ではないことは確認してください)あるいは太ってきたという場合はカロリー量を10%増減して与えてみます。

ただし、子犬用から成犬用に変更する時は参考にできません。

給与量の目安から愛犬の給餌量を出してみた(具体例)

体重10kg~18kg:179g~265gのような表示の場合

ドッグフードのパッケージやホームページにある給与量の目安に、愛犬の体重での給餌量が具体的に○○gとあればすぐにわかりますが、そうではない場合です。

例えば、10kg~18kg:179g~265g、のような時は愛犬が10kgならすぐわかりますが、12kgだと計算しないと具体的な給餌量がわかりません。

このような場合は、給餌量の幅を体重の幅で割り、1kgあたり何グラム増えているのかを計算します。

例:給餌量の幅が86g、体重の幅が8kgなら、86/8=10.75gなので、1kgあたり10g(小数点以下切り捨て)プラスする。

体重12kgの場合、179+20=199gを給与量目安での給餌量にします。

体重10kg:90g~180gのような最小と最大を表示してある場合は注意

このような表示の場合は、活動量や年齢などに合わせて調整してくださいってことですが、幅があり過ぎて、どのくらいにすればいいかわからない場合ですね。

ドッグフードの最小はシニアや活動的ではない犬を想定しています。最大は活動量が多い場合です。

中間が適度な活動量や普通の活動量なのだろうという推測ができますが、あなたが考える適度や普通の活動量とは違うと思った方がいいでしょう。

維持エネルギー要求量(必要なカロリー)を計算する時、適度や普通というのは1時間から3時間の低負荷の活動量がある犬のことを言います。

そのため、ドッグフードで単に成犬とか、普通の活動量の犬など、ノーマルとされる犬は、飼い主の感覚からすると活動的と思えるほど活動量がある犬になるので注意しましょう。

1時間に満たない毎日の散歩程度の活動量は、「活動量が少ない」になります。

毎日散歩に行っているし、それほど活動量は少なくないと思っても、中間よりも下の給餌量から始めた方がいいでしょう。

ここの例で言えば120g以下くらいで愛犬の活動量と年齢を考慮して、給餌量を決めれば大丈夫。実際に与えて調整していけばOKです。

体重別に成犬とシニアの給与量の目安が表示されている場合も注意

例えば、5kg、10kg、20kg…という体重別に成犬:○○g、シニア○○gという目安の場合です。

先ほどの上の場合と同様、「成犬」というのは、私たちが思っているよりも活動量のある犬(1時間以上の活動量がある犬)を指します。

そのまま愛犬に当てはめるとカロリーオーバーする可能性が高いです。

この場合は、シニアでの給与量を目安に、愛犬の給餌量を決めます。

例:10kg:シニア130g、20kg:シニア210gと言う表示の場合

80(給与量の幅)÷10(体重の幅)=8g

1kgあたり8gを増減して愛犬の給餌量とします。

体重12kgの愛犬なら、130+16=146g。

まとめ

給与量の目安から、具体的に給餌量を出す説明をしたので、長くなってしまいましたが、給餌量の目安は出発点でしかなく、ゴールではありません。

適切な給餌量かどうかは、あなたの目の前にいる愛犬が答えてくれます。愛犬の体重や状態を確認しながら調整しましょう。

愛犬の給餌量の3原則

前提条件:愛犬に合ったドッグフードを選んでいること

  • 最初の給餌量は出発点でしかないので、細かいことは気にせず少なめで始める
  • 愛犬にとっての適正な給餌量は愛犬の状況で変化するので必ず調整する
  • 計算上のカロリーではなく、目の前にいる愛犬の体重や状態を重視する