「スワレ」「オスワリ」の訓練方法
準備するもの:おやつ
- 子犬が座る時、常に「スワレ」と指示する
- おやつを準備しておき、座ったらすかさずご褒美をあげます
- おやつで座るという行動を誘導してあげる
- 座るときに「スワレ」と声をかけ、指示語を関連付けさせます
- 座ったらすぐにおやつををあげ、褒めてあげます
- 3~5を繰り返し、「スワレ」で座れるようにします。一日に何回か練習
1と2は省略してもOKですが、やった方が効果的です。
まずは、普段の生活の中で、子犬が座るという行為をしているので、その行動を利用します。
腰を押したりして無理に座らせる必要はありません。
ただ、子犬が座る時を見つけては「スワレ」と指示語を言い、座ったら速やかにご褒美(おやつ、褒める)をあげるだけです。
ですから、おやつをいつもポケットに忍ばせておきましょう。
いつも座る時に「スワレ」と声をかけられ、しかも座ればご褒美がもらえるので、指示語と座るという行動を結びつけはじめます。
おやつで座るという行動を誘導してあげる場合は、おやつを見せ、匂いを嗅がせながら、子犬の頭の上の方へおやつを移動させます。
すると子犬は、後ずさりするか、座ります。
子犬には座るほうが簡単ですが、後ろに下がる場合は、もう少し手前の方へおやつを動かしてみましょう。
ちょうど首を上に向け見上げているくらいです。立ったままこの状態でいるのは楽ではないので、座ります。
座るときに「スワレ」と声をかけ、座ったらすぐにおやつををあげ、褒めてあげて、指示語と行動を関連付けさせます。
繰り返し練習して、「スワレ」で座れるようにします。
外でもできるように、玄関先や散歩の際に公園などで練習し、強化しましょう。