子犬に受けさせておかなければいけない予防接種はありますか?

A.法律により、狂犬病の予防接種が、毎年、年に1回、すべての犬に対して義務付けられています。子犬が生後90日を過ぎたら(生後91日以降)、動物病院で獣医さんに予防接種をしてもらいます。一番最初に受けさせる狂犬病の予防接種の際に、予防済証明書をもらい、自治体役場(保健所)で畜犬登録を済ませます。この時、役場から注射済票(シールやメタル)をもらいます。

以降は、畜犬登録に基づいて、各自治体から毎年4月頃(自治体により異なりますが春に行います)に、予防接種の通知が届くので、その内容に従って必ず受けさせてください。

狂犬病のウィルスは、犬だけでなく、人間や他の哺乳類にも感染し、発病すると100%死亡します。致死率100%のとても恐ろしい病気です。それゆえ、法律で義務付けられています。

狂犬病の予防接種は犬を飼うすべての飼い主の義務です。ですが、時代遅れの法律といえます。

狂犬病のワクチン接種を毎年行いますが、ワクチンの効力は3年ほど持つことが科学的にわかっています。

この他にも法律で義務付けられてはいませんが、混合ワクチンなど感染症の予防接種があります。9種混合までありますが、獣医さんと相談の上、必要最低限で行います。

感染症の予防接種をするかはあなた次第ですが、動物病院での入院や手術、ドッグランでは、接種していることが利用条件になっていることがあるので、感染症の予防接種は一度は受けさせておいた方が良いでしょう。

ちなみに、法律で義務付けられていない混合ワクチンは、一度接種したら、効力が愛犬の生涯にわたって続きますので定期接種する必要はありません。

とはいえ、手術や入院が必要な場合、抗体の有無に関係なく接種しなければならないのが実情です。人間なら抗体検査をしますが、犬の場合はしません。

検査にも費用がかかるという理由で、副作用があるワクチンを、する必要のない愛犬にまで接種されます。ワクチン接種が手術や入院の条件で、選択の余地がありませんから、ひどい状況ですね。