最後は、体の内側から働きかけてあげる、栄養です。栄養で気をつけてあげたいのが食事(フードとサプリメント)と水です。数日で変るわけではありませんが、毎日のことなので、良いも悪いも後に大きく影響しますし、体に緩やかに作用します。
水も?と思う方もいるかもしれませんが、たいていの犬は水道水を与えられています。その水道水には何が含まれているでしょうか。
消毒をするために塩素などの薬品が含まれています。通常なら、水道水で大きな問題はないですが、それらの化学物質は、犬にとっては体の外へ出すべき老廃物(毒素)になります。
健康な犬であれば、それらの体内の老廃物を排出することができます。
しかし、皮膚や被毛にトラブルを抱えた犬は、化学物質などの毒素を摂り過ぎていたり、アレルギーによる過剰反応で、負担がかかっているのでリンパや肝臓などでの処理速度が遅くなり、排出されずに老廃物が溜まりやすい状態です。
つまり、老廃物(毒素)が体内から上手く排出されない結果が、皮膚や被毛のトラブルです。なので、アレルギーなどで薬を飲むことが多いと、肝臓などへの負担も増えることになります。
フードの栄養素は注意することが多いですが、水も体内で吸収される大事な栄養素です。
皮膚や被毛のトラブルの一因となっているかもしれない成分を、できるだけ体内に取り込むのを防ぎ、老廃物の排出を助けてあげましょう。
ですからフード同様に、健康を考えるなら、水にも配慮してあげることも大事なことです。
じゃあ、どんな水がいいのか。
与える水は、蒸留水など、不純物が入っていないものがよいとされますが・・・
蒸留水は一般的ではないし、量を確保するのは難しいです。
もっと簡単に、水道水の塩素などの薬品や毒素を体内で吸収されないようにするナチュラルピュアウォーター
もありますので、こっちのほうが便利。水に数滴たらすだけでOK。水だからペットボトルが何十本も・・・なんてことはないので安心してください。
このタイプのものは他にもあるようです。Yahoo!ショッピングで探す 楽天で探す
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間違っても、ミネラルウォーターは与えないでください。ミネラル分(特に過剰なマグネシウム-Mgは尿結石の原因とも言われています)が多く、偏った成分のものもあり、ミネラルのバランスが崩れ病気を招くことさえあります。
食事で気をつけるのは、もちろんアレルギーの原因を取り除くことです。そして、症状を軽くしてあげるために、サプリメントをあげます。
まずは、アレルギーの原因を取り除く
コーギー(犬)の健康はフードの影響を大きく受けます。それが一番あらわれるのが被毛です。被毛の状態で健康かどうかもわかります。また、愛犬の被毛からミネラル検査(デトックス検査)もできます。ただ、こちらは郵送はできません。取扱動物病院のみ。
トラブルやアレルギーではなくても、フードを選ぶ際、必ずラベルを見て最低限、次の点をチェックしてください。
1.化学物質や防腐剤(BHA、BHT、エトキシキン)、副産物を含んでいない
2.あなたの犬のアレルギーの原因を含んでいない
食物アレルギーの犬は、消化に問題を抱えていることが多く、原因となる原材料から供給されるタンパク質の消化が遅いために、アレルギーが起こるといわれています。
症状を軽くする為に消化吸収のよい、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を含まない、バランスのとれたドッグフードを与えます。アレルゲンの排除です。おやつも同様です。コレあげたいんだけど・・・我慢です。
特に食物アレルギーを持つ犬は、原材料に注意しないといけないので、手作り食は安心できます。今では栄養バランスを考えた、手作りフードが簡単に作れる手作り食サポート
商品もありますので、手作り食にも挑戦しやすいです。
症状が重い場合は療法食【z/d】 などをあげる必要があります(獣医さんが処方してくれます)。療法食はいくつかのメーカーから出ているので、かたよるのを防ぐために原材料を変えて、ローテーションを組んであげる方法もあります。
ただ、値段が普通のドッグフードよりも高いので、最初は獣医さんに処方してもらって、あとはネットで安く買う方がいいかも。
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症状を軽くしてあげるために、サプリメントをあげる
アレルギーの原因を取り除いてあげながら、炎症やアレルギーなどの過敏反応を和らげる成分(オメガ3脂肪酸 )や抗酸化物質をサプリメントで補うことは重要です。犬の世界では、オメガ3脂肪酸が良いのはよく知られていますし、研究もされています。
正直いうと、自然治癒力がアップするといっているようなサプリメントは、ただの流行のような感じがしますし、多すぎて選びきれません。だったら、良いとわかっている方を選びますよね?
そのため、自然治癒力のところでは、サプリメントを選ばなかったんです。
アレルギーの場合、薬もありますが、薬自体が負担になり、副作用もあります。一生付き合うことになるので、ゆるやかでも体への負担を減らしてあげましょう。
ちょっと寄り道
オメガ脂肪酸はバランスが大事と聞いたんだけど・・・
という方もいるでしょう。確かに大事です。でも、オメガ6脂肪酸はフードにも含まれていることが多いんです。例えば・・・
紅花油・ひまわり油・ぶどうの種油・ごま油・コーンオイル・大豆油・綿実油などの植物性脂肪に多く、オメガ6脂肪酸(アラキドン酸)は、肉・卵・乳製品などの動物性脂肪にも含まれます。
それに、アレルギーの場合は、オメガ6脂肪酸はちょっと注意したほうがいいんです。というのは、とりすぎると、アレルギーなどの過敏反応を招く恐れがあるんです。オメガ3脂肪酸はそれをやわらげる働きをします。詳しくはこちら
もともと脂肪なので、ただ原料を粉末にしたものや、タブレットよりも、オイルや中身が液状のカプセルのもので、酸化防止にビタミンEが入っているとベスト。
オメガ3脂肪酸は何に含まれているかというと、最も多く含んでいるのは亜麻仁(フラックス)です。そして、皆さんご存知の魚油(DHAやEPA)です。
亜麻仁というのは植物で、日本ではあまり聞かないですが、欧米では健康食材の一つで、最もオメガ3脂肪酸を含む食品です。
そのため、被毛や皮膚のサプリメントには必ずといっていいほど、使われています。
亜麻についてはFlax Council of Canadaに詳しくあります。
カナダのサイトですが、亜麻についての情報は日本語対応です。亜麻の栄養と健康について詳しくわかります。
このサイトでは、亜麻のほかにも、オメガ脂肪酸についても詳しく説明された、小冊子(もちろん日本語もあります)が無料でダウンロードできます。6と3のバランス、実は犬だけのことじゃないんです。もともとは私たち人への効果の研究から出てきたもの。詳しくは日本栄養脂質学会ホームページが参考になります。
さて、そんな条件を満たすサプリメントは・・・
まずオイル状のものなら、私たちも3匹にあげている亜麻仁を使った亜麻仁油(フラックスシードオイル)
です。自家栽培の亜麻仁を使い、「有機」と表示が認められた品質の高い安全な油です。犬用ではなく人用ですので、あなたが一緒に摂ることもできます。アトピーやアレルギーの方にも人気の油です。
もう一つは、魚油のサーモンオイル。これも、サプリメントオイルです。魚油に含まれるオメガ3脂肪酸のDHAとEPAが豊富です。
アレルギーならEPAとDHAが一番のお勧め。同じオメガ3脂肪酸でも、EPAはα-リノレン酸を摂れば体内で作ることもできますが、炎症を抑えるエイコサノイドに変換される物質です。そのため、直接摂ることで、かゆがったりするなどアレルギー症状の改善にいいです。
オイルはフードにかければ食いつきも良くなりますし、手作りフードの仕上げにもピッタリ。分量を調整できるのが便利です。
ちょっと寄り道
個人的には、同じフードを毎日、何年も食べ続けるのはどうなんだろう?と思うことがあります。栄養バランスを考えてあるとはいっても・・・
直感的に、かたよるのでは・・・と感じてしまいます。
人間用の食べ物にも、ドッグフードのように必要な栄養をバランスよく含んだ食品がありますが、人間だったら、そんな食べ方はしないし、もししていたら、「体を壊すよ」と思いますよね?
でも犬にはそうさせている。便利で栄養バランスもいいのかも知れませんが・・・ずっと与え続けるのは何となくおかしい・・・。
なので、親バカとしては、週に1回くらいは、手作りのスペシャルメニューがあってもいいかなぁ、なんて思います。
プレーンヨーグルト(人用、砂糖なし)はお勧めです。でも、ペット用のは保存期間が長すぎるし、常温で大丈夫なのが何か変な感じがするので、やめたほうがいいかも。
栄養面でしてあげられることをまとめると・・・
飼い主としてできること