すでにクレートがどういうものかを知っている方もいると思いますが・・・
クレートとは、持ち運びできる犬小屋のようなものです。お店によっては、キャリーなどとして売られていることもあります。
結構、場所をとるので、隅に追いやられたりしていますが、こんな便利なものはない!
ここではクレートトレーニングについて・・・
クレートトレーニングをするとどんなメリットがあるのか
私も、なぜクレート・トレーニングが必要なの?コーギーは室内で飼うし、場所もとる、必要ないんじゃ・・・、と思っていましたが・・・
どんな習性を利用するのか
どんな習性を利用するのかを知ることが成功の早道です。その習性とは・・・
クレートトレーニングのポイント
クレート・トレーニングでやることは二つ。そのポイントとは
そして具体的な手順や方法について子犬の場合と成犬の場合を紹介します。
クレート・トレーニングは、クレートを自分の巣や寝床として覚えさせるトレーニングです。
クレートは、コーギーにとって快適な自分の寝床の役割をし、快適性と安全性をあなたとコーギーに提供してくれます。かんたんに言えばコーギー専用のベッドルームです。もちろん、それ以上の価値がありますよ。
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私も、なぜクレート・トレーニングが必要なの?コーギーは室内で飼うし、場所もとる、必要ないんじゃ・・・、と思っていましたが、室内飼いだからこそ多くのメリットがあるんです。
もちろん、どうしても場所をとるのは、デメリットかもしれませんが・・・これだけのメリットがあるのにやらないのはもったいないです。バリケンについてはこちら
犬がいるから遠くへの旅行をあきらめていた方、クレートトレーニングをすれば飛行機にも乗せることが出来ます。コーギーと飛行機で旅行したいなら、コーギーテツにある初めての飛行機体験記はとても参考になります。実際の空港での様子などがわかります。
どういうわけか、日本では紹介されることが少ないのですが、実はクレート・トレーニングはトイレのしつけを早く覚えさせるのにもとても効果的で、しかも最も犬に優しい方法です。
クレート・トレーニング≒トイレのしつけといえるくらい超便利なしつけです。
クレート・トレーニングは、コーギーの犬としての習性を利用してやります。ですから、どんな習性を利用するのかを知ることが成功の早道です。まずはそこから。
犬は、習性として自分の寝床や巣(安心して休める場所)を探したがります。たとえそれが家の中であっても変りません。
コーギーがテーブルやベッド、イスの下、コタツの中などに潜っていた経験ありませんか?
これは、ごく自然なことなんです。コーギーは安心で、快適に休める場所を求めているのです。コタツなんかは、温かいし、薄暗く、周りも気にならないので、冬には絶好の場所になっていたりします。
また、犬はそのような寝たり休んだりする場所(寝床・巣)を汚したくないので、そこでは排泄をしない習性があります。他に場所があるならそこで排泄します。
これらを利用するのがクレート・トレーニングとクレートを使ったトイレのしつけです。
ちょっと寄り道
室外で犬を飼うなら犬小屋を与えますよね?それと同じことです。犬小屋は自分の寝床です。しつけを意識していなくても、他に場所がないので自然とそうなります。
また、外で犬を飼っている人に聞いてみるとわかりますが、特別に教えていなくても、犬小屋の中で排泄せずに、あたかもトイレのように、決まった場所で排泄しているのがわかります。
それと同じことを室内でさせるためにトレーニングします。外であれば、放っておいても自分でトイレの場所を決めていきます。
ですが、室内ではそうもいきませんよね。あっちこっちにオシッコされては困りますし、ソファーやベッド、コタツを寝床にされて、毛だらけになるのも困るでしょう。
そのために、あなたが、クレートが寝床で、トイレはここ、と教えてあげるのです。
ですからトイレのしつけが終わっているなら簡単ですよ。
クレート・トレーニングでやることは二つ。
1.クレートがコーギーにとって安心して休める場所(寝床・巣)であることを教える
2.トイレに誘導してあげる(トイレのために出してあげる)
まず最初に、ポイントを紹介します。細かいやり方はポイントさえおさえておけば、アレンジできるので。
それでは一つずつみていきましょう。
クレートを好きになってもらいましょう。
安心して休める場所として教えるので、クレートに好印象(安心、褒める、楽しいことと関連付ける)を与えて、好きな場所になるようにしましょう。すでに、お気に入りのベッドがある場合は、ベッドをクレートの中に入れてあげると、自分から入りやすいです。
それから、まずは安心してくつろげる場所に置きましょう(サークルを使ったハウスをセットする場所と同じ)。
理想的なのは、家族の目が届き、コーギーの活動(あなたと遊んだり、食事をしたり)を満たせる部屋にしましょう。トイレはあなたの助け(ドアを開けるなど)がなくても自分でいける場所にしましょう。
ワイヤーケージのように、どこからでも、中が丸見えだと落ち着かないので、バリケンのように周りを警戒しなくて済むものがよいでしょう。
ワイヤータイプのものであれば、小さい毛布やタオルなどで覆ってあげましょう。
季節に応じて、タオルや毛布を敷いてクレートで快適に過ごせるようにしてあげましょう。また、夏の暑い日に、クレートで無理に休ませる必要はありませんよ。
ちなみに、クレートで代表的なのはバリケンやケンネル・キャブです。他にもキャリー、ケージなどの名称で様々なタイプのものがありますが、やっぱり世界中で使われているバリケンが一番!うちの3匹も体の大きさに合わせて、バリケンとケンネルキャブを使っています。詳しくはこちら
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叱ったり、罰としてクレートを使わない
なかなか入らないからといって叱ったり、まだ警戒しているのに無理に押し込んだり、うるさい、悪いことをしたから閉じ込めるといったように、罰としてクレートを決して使わないことです。
クレートを嫌なものとして関連づけてしまいます。そんなところで休めるはずがありません。むしろ、『サザエさん』のカツオにとっての物置と同じように、お仕置き部屋になってしまいます。
クレートは確かに、コーギーの行動を制限でき、その利点もありますが、閉じ込めるためにあるのではありません。少なくともコーギーにそう感じさせてはいけません。
休むどころか、「いやだー、入りたくなーい」と嫌いになってしまいます。
失敗をさせない為に、良く観察し、排泄する時間を覚えて、トイレへ誘導してあげましょう
慣れたらドア閉めて、クレートに入れておく段階になるのですが、ドアが閉まっているのでトイレでしたくても出れません。
クレートでしてしまわないように、時間を記録して、予想して出してあげましょう。
「もう我慢できない、仕方ない、ここでしちゃおう・・・」という状態にならないように、連れて行ってあげます。コーギーもクレートですることを望んではいませんよ。
ですので、長時間入れたままにするのはやめましょう。
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それではいよいよ具体的な手順を紹介します。
クレートを使ったトイレのしつけはこちら
準備: クレート(バリケン)を置く場所、「ハウス」などクレートに入れる時の指示語、お気に入りのおもちゃやおやつ、排泄時間を記録して(覚えて)おく
1.クレートに自分から入るように、動機付けしてあげる
おやつやおもちゃ、あるいはクレート内に食事を入れて、子犬が自分から入るように動機づけをしてあげ、クレートへ好印象を与えるようになれさせましょう。
すでに、お気に入りのベッドがある場合は、ベッドをクレートの中に入れてあげると、自分から入りやすいです。
入ったら、褒めてあげ、ご褒美をあげましょう(トレーニングのスピードアップに効果的)。
2.子犬がクレートに入る時に指示語「ハウス」と声をかける
今度は、1と同じようにしてクレートに入れ、クレートに入る時に「ハウス」と声をかけ、指示語を覚えさせます。これを何回か繰り返し、あなたの指示でクレートに入るようにします。
この時点では、まだドアを閉めません。ゆっくりやりましょう。
3.クレートのドアを閉める
まず、念のため、トイレの時間ではないことを確認しましょう。
最初にドアを閉めるのは、散歩や遊んだ後などお昼寝の準備ができている時が最適です。クレートが休む場所だと覚えさせていきます。
クレートにおやつやおもちゃを置き、「ハウス」と指示し、子犬がクレートに入ったら、ドアを閉めます。
少し離れた場所へ行き、そのままにします。最初は10分程度の短い時間からならします。
静かにしていたら、出してあげましょう。
子犬が鳴いたり、ドアを脚でガリガリやったり、かじったりして騒ぐことはよくあります。ここがクレート・トレーニングで一番肝心で、失敗しやすい段階です。
騒ぐ場合は、我慢し、静かにするまで無視しましょう。30分くらいかかることもあるでしょう。静かになったら出してあげます。
騒いでも出してはもらえないと悟らせます。我慢、我慢です。
甘えた鳴き声にかまってしまいたくなりますが、最初の騒動を防ぐ(あなたとコーギーに失敗させない)ために、犬用ガムやコング
を使うと効果的です。
中にチーズをギュッと貼り付けたり、別売りのスプレー(コング&レバースプレーセット
)を使うと、夢中になるので騒ぎませんよ。食べ終わったら騒ぐ、ツワモノもいますが・・・。
小石や小銭を入れた缶などを見えないところ(罰ではないと思わせるため)から投げたりして、音でビックリさせて静かにさせる方法もあります。
ですが、そんなことをしなくても無視していれば静かになります。驚かすのは臆病な子にはかえって良くないこともあります。
うるさいからと、外に出してあげたり、優しく声をかけたりすることは、子犬にご褒美をあげ、要求や命令に応じたことになります。
すると、子犬は鳴いたり騒いだりすることで、あなたをコントロールすることを覚えます。つまり、鳴けば出してくれると覚えます。
4.徐々に時間を長くし、排泄時間には外に出してあげる
徐々に時間を長くし、散歩や運動後、夜寝るときにも入れるようにし、クレートが休む場所(寝床)と覚えるようにしましょう。
ただ、トイレのしつけができているとはいえ、夜寝る時以外は、子犬は4時間以上も我慢できません。
いつトイレに行くか記録して、その時間帯になったらトイレに誘導してあげましょう。
もし、クレートの中でしてしまったら、決して叱らず、臭いを取り、その時間を覚えておきましょう。翌日はその時間にトイレへ誘導し、繰り返さないようにしてあげます。
ここまでで終了してもOK!車に乗って遠くへ出かけたり、一緒にお泊りもできます。自分で入らなくても、指示で入って、休むならそれでも大丈夫。何が何でもクレートで休ませるトレーニングじゃないですし。
注意
クレートの中で大人しくしているからといって、ドアを閉めて入れたまま仕事に行くなど、長時間は避けましょう。我慢できずにしてしまったら、繰り返すうちにそこでするのが習慣になるかもしれませんよ。
もう一歩前へ
5.クレートのドアをはずす、あるいは開けたままにしておく
4ができて、寝床として覚えたら、ドアを開けっ放しにしておきましょう。
自分から入って休むようになり、トイレなど自由に出入りできるようにしてあげます。
6.部屋を変えたり、車の中でもできるか確認しましょう
自分から入って休んだり、寝床として覚えたら、環境が変ってもクレートで休めるようになります。車などでの移動もより簡単になります。
移動の際はドアは閉めましょう。
成犬の場合も基本的には同じやり方です。
成犬の場合は、トイレのしつけができているので、そこが安心な場所だということ、なれさせて好きになってもらうだけです。トイレの心配はありません。多少は我慢できます。
ただし、子犬に比べ警戒心が強く、これまでの習慣があるので、寝床として覚えるには時間がかかるかもしれません。コタロウは成犬になってからなので、やはり最初は警戒していました。
コーギーの様子を見ながら焦らずにやりましょう。
最初は、上の方法に加えて、食事の際、クレートの中に食事を置き、なれさせたほうがよいかもしれません。食事の準備をする音を聞いただけで自分から入って待つようになります。
クレートに身体半分しか入っていないからといって、無理に押したりしてはいけません。警戒心を強めてしまいます。
また、寝床として他に快適な場所があると、指示やドアを閉めない限り、なかなか自分からクレートで休もうとしないかもしれませんが、指示で入って、ドアを閉め、クレートで静かに休めれば、それで良しとしましょう。
バリケンについてはこちら