背骨は、たくさんの椎骨(ついこつ)という骨でできています。魚の中骨を思い出してください。骨に節のようなものがありますよね、その節を作っているのが椎骨です。
その骨と骨の間にある軟骨が、椎間板です。
椎間板は、背骨にかかるショックを吸収したり、背骨がスムーズに動くために重要な役割をしています。
また、背骨には、神経が通っています。その背骨に強い衝撃が加わったり、老化して、椎間板が変形すると、椎間板にその神経が押されて圧力がかかります。
そうすると、強い痛みや麻痺(まひ)を起こします(つまり、動きが不自由になる)。これが椎間板ヘルニアです。
重症になると、起き上がれなくなったり、自力で排泄するのが難しくなります。
コーギーの場合、腰については言われることが多いですが、そこだけではありません。
実は、首(頚椎・けいつい)にも多く見られる病気です。首の場合、首が硬直し、前足の動きが不自由になります。
気になる症状・サインは・・・
コーギーはその体型から、背骨に負担がかかりやすいので、肥満は大敵です。ですから、予防や症状を悪化させないためにも、太らせないようにし、背骨への負担を増やさないようにしましょう。
また、子犬の時に、過激な運動は厳禁です。成犬になってからも、高い所から飛び降りさせたりしないようにします。
滑りやすい床は、たとえその場でケガをしていなくても、滑って思わぬ負荷がかかります。椎間板ヘルニアと診断されなくても、子犬のうちからすべり止めをしてあげましょう。
アスファルトは衝撃が吸収されにくいので、アスファルトで走らせるのをなるべく避けます。やっぱりコーギーは芝生や砂浜が似合いますし・・・。
椎間板ヘルニアと診断されたら、獣医さんの指示に従いますが、症状が和らぐまでは運動は控え、安静にしましょう。
ただ、歩くのが困難でも、外の空気に触れさせてあげることは、良い気分転換になります。
老化が気になりだしたら、フードでは取ることができない栄養をサプリメントなどで取るなどして予防したり、他の関節への負担を軽くしたり、症状を和らげる配慮をしてあげましょう。